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コンビニ人間 村田沙耶香 [本]

明るい題名とは裏腹に、あまり読後感の良い小説ではなかった。「読後感が良くない」というのは、作品として優秀ではないということではなく、普段目をそむけているものを見せられたからのような気がする。だから、私は、これはすぐれた作品だと思う。コンビニ店員でいることが、唯一社会の歯車となるための手段で、それでもなお社会に適合することができない人の話だ。

題名の「コンビニ人間」というのは、考えようによっては、SFとかファンタジーとか不条理小説とか、そういうものに通じる訳だ。それでも、これはリアリズムであるから重いという小説だった。


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